私は、のどが弱いのか、これからの季節頻繁に風邪を引く。

のどが弱いので、外から戻ると、手を洗って、うがいをしている。
去年の今頃は、うがい薬を使って、結構何回もうがいをしていた。
ところが、先日新聞の記事に、うがい薬(ヨード液)の予防効果は、確認できないと書いてあった。
それでは、何ですればよいかと言うと、水である。
普通の水で、がらがらすればよいとの事。
そしてなんと、水でうがいをすると、4割も風邪の発病が減るとの事。
一方、うがい薬で、うがいをすると、うがいをしない場合と大差ないとも書いてある。
これが、ホントなら、今まで数十年間うがい薬でうがいをした事が、何の意味もない徒労になる。
もちろん、今年は、水うがいで行きます。これで、風邪を引かなかったら、もっともっとこの事実を、広げなくては!!!!

以下引用
風邪、水うがいで4割予防、京大が証明――うがい薬効果、確認できず。2005/10/29, 日本経済新聞 朝刊, 38ページ, , 477文字

 京都大学保健管理センターの川村孝所長らのグループは二十八日、水でうがいすると、しない場合に比べ風邪の発症が四割減ることが分かったと米国予防医学会の機関誌の最新号に発表した。うがいの効能を科学的に調査したのは初めてという。ただ、殺菌作用のあるうがい薬(ヨード液)の予防効果は確認できなかった。

 全国約三百九十人の健康な人を対象に「うがいをしない」「水でうがいをする」「うがい薬でうがいをする」の三グループに分け、二〇〇二年暮れから〇三年にかけての冬に風邪を引くかどうか調査した。うがいの回数は一日三回以上で、インフルエンザ患者は除いた。

 うがいをしないと、一カ月当たり百人換算で二十六人が発症するが、水でうがいをすると同十七人だった。統計データのばらつきをそろえると、水のうがいで風邪の発症が四割減になる計算という。一方、うがい薬は同二十四人が発症し、うがいをしない場合と大差がなかった。川村教授は「水のうがいで風邪は十分予防できる」と話している。

 一連の研究では、風邪を発症した後、解熱鎮痛薬を服用すると風邪の治りが遅くなる可能性があるとの結果も出た。